当院ではFRSテクニックという手技をもちいて全身の筋・筋膜をリリースして緩めます。この手技は押圧と関節運動を組み合わせることで、深部の筋・筋膜にアプローチ出来ます。一般的なマッサージと比べると短時間で格段に動きの変化が現れます。ぎっくり腰を早く治したい方や慢性的な腰痛・肩こりの方にオススメしています。また、全身の調整を行うので定期的なお身体のメンテナンスにもご利用いただけます。

下の画像はFRSテクニックをもちいた全身筋膜リリースを行った方のビフォーアフターです。明らかに姿勢が良くなっていることがおわかりいただけると思います。
姿勢を正せば全ての問題が解決する。という単純なものではありませんが、1回の施術でこれだけの変化が出せるという一例にはなるかとおもいます。（画像は患者様の許可を頂き掲載しております。施術結果は一例であり、効果の保証をするものではありませんのでご注意ください。）

筋・筋膜をゆるめると書きましたが「筋膜」とはどういったものかご存知でしょうか？

筋膜とは筋肉を包み込んでいるラップのような組織です。組織を支え、筋肉同士がこすれ合うことを防ぎ、滑らかな動きを保つ役割を担っています。姿勢保持にも深く関係しており「第二の骨格」と言われるほど重要な組織です。

筋膜は表層にも深層にもあり身体の全身に張りめぐらされています（サーフィンなどで着るボディースーツのイメージです）。非常に柔らかい組織なので萎縮や癒着が起きやすいです。筋膜の癒着などがコリや痛みとして現れます。

筋膜の萎縮、癒着の主な原因は・長時間の同じ姿勢・ストレス・筋肉自体の固さなどです。また、筋膜の85％は水分で構成されているため水分不足も癒着の要因となります。

FRSテクニックは癒着してしまった筋膜を引きはがしながら正常な状態に戻していくテクニックです。こういった筋膜の癒着をはがしていくことを筋膜リリースと呼びます。世の中には筋膜リリースのテクニックがたくさんありますが、FRSテクニックは他の筋膜リリースとなにが違うのでしょう？

いろいろと違いはありますが効果をだすという観点でみると
①深部の筋膜にアプローチできる
②腹部へのアプローチがある
という2つが挙げられます。

①FRSテクニックは関節運動を組み合わせながら行うことで、表層だけでなく深部へのアプローチも可能になっています。筋膜は身体全体に張りめぐらされているため表層の筋膜だけリリースしても最高の結果は出せません。身体の奥から緩めることで本来の機能が回復します。

②FRSテクニックでは腹部へのアプローチがあります。これは腰痛にとくに効果的です。
腰痛というと腰自体へのアプローチが増えがちですが、実は腰自体の問題は少ないことが多く他の部位から調整をしなければならないことが多々あります。なかでも腹部は大切で、腰痛の方の多くがお腹が固くなっています。
もちろん腹部ですべての問題が解決するわけではありませんが、効果が表れやすいという点では他の手技と大きく異なる点です。

FRSテクニックは保険診療とはことなり患部のみではなく、全身の筋膜リリースを行います。そのため、全身の機能が活性化され治癒スピードもあがり効果も実感しやすいです。結果として治療回数も減らすことが出来ます。
当院では下記の方々にオススメすることが多いです。

・慢性的な腰痛、肩こり
・痛みが強いぎっくり腰
・症状が多部位になる方
・短期間で治したい方
・定期的なメンテナンス希望の方

上記のような症状でお困りの方はぜひお問い合わせください。もちろん他の症状でも対応可能です。

・初回の方は別途1500円