腰痛は冷やす?温める?
ケガには、急性期は冷やし、慢性期には温めるという基本的な考えがあります。ただし、腰痛治療で温熱や冷却効果や適応については、まだ科学的根拠のある見解が確立されていないそうです。
下記は一問一答 腰痛のエビデンス(菊池臣一氏著)を参考にさせて頂いています。

温めることの有効性はどうか?
腰痛が3ヶ月未満の患者さんの痛みや機能障害が温湿布で軽減するという研究結果があります。さらに温湿布に運動を加えると、その有効性がますと結論付けています。

冷やすのはどうか?
アイシングが腰痛治療に有効という科学的根拠は今のところ集まっていません。よくわかってないということですね。
- 組織の損傷や疼痛にアイシングの利点に関する科学的根拠はほとんどなし。
- 炎症性疼痛を軽減させる。
- アイシングは機能を低下させうる。
といった報告があるようですが。やったほうがいい!とも、悪い!とも言い切れないところです。
腰痛に対する根岸町接骨院の対応は?
では、根岸町接骨院ではどうしているかというと、
痛めてから1日以内であれば熱感を確認し、あればアイシング、無ければアイシングも温めもしません。患者さんには普段通りに過ごしてもらい、3日目からは積極的に温めるようにお願いします。ただし温めていてズキズキと痛むようなら中止するようお伝えします。
臨床上は積極的に温めていったほうが治りはいいです。